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ご両親の感想

ご両親の感想

この度、上海の華東師範大学の附属高校に息子を留学させました。
語学を学ぶのであれば、なるべく早く耳のよいうちにと考えました。
中高一貫校に通っておりましたが、大学受験に向けてまたその先の就職であなたはどうしていたい?と息子に問いかけていました。

そうしているうち、彼のコミュニケーション力と国語力は、活かすべきだと思うに至りました。

英語も学校では苦戦しており、欧米留学しているお子さんも何人か存じあげていたので欧米留学も考えてみたのですが、遠いですし私自身が心配で心配で…。
何より私自身が中国をリスペクトしていますし・漢字が大好きなもので、詩吟も親子で稽古しているくらいですから息子にも中華人民共和国の文化を肌で感じてほしかったのです。

そして香港か上海が浮上しました。幸いなことに親戚の者が両方に在住しているとはいえ、忙しい身なので、学校のことについてはあまり教えてもらえませんでした。
ですので留学に関する本を読んだりしていくうち、中国に強そうな日本アジア文化センターを知りました。

本だけでは大学留学のことがほとんどで、インターネットでは、微妙な書き方がしてあるところばかりでした。けれど日本アジア文化センターさんは説明会もよくされているようでした。
私は広島県在住ですので直接何回も問い合わせをしました。
その対応の濃やかなこと!本当にお世話になりました。
そして華東師範大学の附属を紹介していただいたのです。

次は上海に着いてからのことを書きます。
広大な土地、そして絵になる上海。若い女性も男性もちゃらちゃらしてないのが印象的でした。
学生の本分である学ぶということがなされているのです。
寮の規則正しい生活もよいようです。夕方5時過ぎに夕食、そして学習。
日本でも何かお腹に入れ塾で学習していましたが、移動に通学に時間と費用がかかっていました。
ですので寮費用、生活費用は質素で済むところが利点。かつての日本のようにです。
そういうこれから上がっていく上海を息子にも見せたいです。

現地では中華人民共和国の学生はもちろんのこと大韓民国の学生とも話すようです。
息子とはアジアの大地に育ててもらうつもりで別れてきました。
上海は私も住みたいくらいエキサイティングな都市ですが、息子の自立が一番大切です。

私は今四十代半ばですが、三十年前に両親は中華人民共和国に旅しています。
その時買ってきてくれた龍の茶碗、大事にしています私。彼にもそんな思い出を持ち帰ってもらいたいものです。
最後に、上海で案内してくださった先生は、すぐ息子のところに駆け付けてくださりありがたい存在でした。
サポートに助けられています。本当にありがとうございます。

借金だらけの日本、これからどうなるか心配です。
中華人民共和国は日本の十倍以上の人口です。そこへもってきてあの勤勉さ・強さ。
息子も中国語を学びこれからに活路を見出だしてもらいたいものです。

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